■ ID | 324 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | APs及びAPEsのDaphnia magnaに対する影響 |
■ 著者 | 星崎寛人
立正大学 渡辺真利代 立正大学 田中仁志 埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 茂木守 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 西村修 東北大学大学院工学研究科 |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会誌、第22号、別巻、p46 |
■ 抄録・要旨 | 甲殻類のミジンコは、水圏生態系において一次消費者として重要な位置を占めている。本研究は、河川で検出頻度が高く、種類も多いアルキルフェノール類(APs)およびAPsを原料として合成されたアルキルフェノールエトキシレート(APEs)のミジンコに対する影響をオオミジンコ(Daphnia magna)を用いて調べた。これらのオオミジンコに対する影響は、24、48時間50%遊泳阻害濃度(24h-、48h-EC50)および、24、48時間50%致死濃度(24h-、48h-LC50)で評価した。
その結果、24h-、48h-EC50は、APsおよびAPEsのlogPowすなわち疎水性が大きくなるにしたがって小さくなり、毒性が強くなった。さらに、24h-EC50>48h-EC50、24h-LC50>48h-LC50の関係にあり、その上、EC50<LC50であった。すなわち、APs及びAPEsはミジンコに対して暴露時間が長くなるほど毒性が強くなり、logPowが小さいほどEC50とLC50差が生じることが分かった。 アルキルフェノール、アルキルフェノールエトキシレート、遊泳阻害、Daphnia magna |
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